浴室改修:国分寺市N邸

2013年6月12日


同じ分譲地内で続けて2軒目のお仕事。

1軒目の施工の様子をご覧いただいて
ご依頼いただきました。
こんなにうれしいことはありません!

システムバス(TOTO製)
1317 “0.75坪強” というちょっと特殊なサイズ。
柱芯々 1515×1818のスペースに 0.75坪タイプでは狭く
1.0坪タイプは入らないというケースに ぴったりマッチ!

施工日数:7日



〈施工前〉

在来浴室。

やはり、タイル目地などからの漏水が心配。



〈養生〉

ダクトホースでホコリを一気に集じん。

外部も養生。
生コン打設時には地面も汚れる。

入念な養生は結局施工性につながる。


 

 

 

〈解体〉

まず壁のタイルからはがします。
最終的に柱や土台が露出するまで。次に土間床の解体。浴槽も撤去。

廃材はトラック1台分!



〈腐食〉

タイルの浴室で解体を進めていくと
ほとんどのケースで腐食が見つかる。

原因はタイル目地からの水の侵入など。
入口部分では水切れが悪くシロアリがいた。


特に出窓部分は腐食しやすい。
正直、最近は驚きというより
「またか」「やっぱり」という方が実感です。



〈土間コンクリート打ち〉

給排水の先行配管後
砕石下地を転圧し配筋。
防湿シートも敷く。
浴室全体にかかる重量を意識する。



〈木部の補強・補修〉

柱・土台(それぞれ桧)を入替えて
金物で補強強。出窓の下地も修復。

この際にシロアリ対策で「ヒバ油」を噴霧。



〈組立〉

メーカー指定の職人さんによる組立作業。
2人で手際よく所要時間は1日。

全工程、予備日を含めて1週間でした。