増築(陶芸工房):青梅市S邸

2013年10月16日

外観(施工前)
こんなロケーション。

家族の増加に伴い
この緑豊かでおおらかな土地に
新たな住まいと陶芸工房を創造する。


やり方
〈やり方〉

ここから基礎工事。

まずは建物が建つ位置や高さを決める。
この方法ばかりは
ずっと昔から変わらない“やり方”だ。

 

路盤養生
重機やトラックの乗り入れのために路盤も養生。


くい打ち
〈根切り〉
基礎の立ち上がりの部分の掘っていく。

今回の立地の特徴は
地盤に1メートル以上の高低差があり
敷地の端には崖地もあって
写真は補強のために単管パイプの現場打ちの様子。

DSCN2995HP

 

 

 


転圧配筋

〈配筋〉

砕石転圧後、配筋Φ13@200

ベース打込
その後、ベース部分の生コン打ち込み。
さらにその後、中一日くらい置いて立上り部分の
枠を建てていく。


立上り打込

ポンプで圧送〈立上り部分打込〉

ポンプ車で圧送される生コンを
適度に振動を与えながら
二人がかりで打込んでいく。

鉄筋の通りも真っ直ぐ。


防湿コンクリート土間打込立上り部分の枠を外して
〈土間部分の打込〉

防湿目的のコンクリート打ち。
その後、二週間ほどの養生期間を置いて
基礎の完成。


構造材搬入土台敷き柱建て

 

 

〈上棟〉土台を敷いて柱を建てて梁を組んでいく。


垂木屋根下地
屋根断熱

 

 

〈屋根〉
この工程は特徴のひとつ。

“屋根断熱”
緑色に見えるのがボード状の断熱材。
発泡ポリスチレンの40㎜厚を採用。

従来より断熱性と気密性が圧倒的に向上し
効率的な温熱環境を保てる。


構造

構造(外部)〈構造〉
土台:ヒノキ
柱:スギ
梁:ベイマツ
すべて無垢材


天井下地陶芸工房杉の羽目板


完成
〈完成〉

床は土間仕上。
壁は杉の羽目板貼り。