家族の増加に伴い
この緑豊かでおおらかな土地に
新たな住まいと陶芸工房を創造する。
ここから基礎工事。
まずは建物が建つ位置や高さを決める。
この方法ばかりは
ずっと昔から変わらない“やり方”だ。
今回の立地の特徴は
地盤に1メートル以上の高低差があり
敷地の端には崖地もあって
写真は補強のために単管パイプの現場打ちの様子。
砕石転圧後、配筋Φ13@200
その後、ベース部分の生コン打ち込み。
さらにその後、中一日くらい置いて立上り部分の
枠を建てていく。
ポンプ車で圧送される生コンを
適度に振動を与えながら
二人がかりで打込んでいく。
鉄筋の通りも真っ直ぐ。
防湿目的のコンクリート打ち。
その後、二週間ほどの養生期間を置いて
基礎の完成。
〈上棟〉土台を敷いて柱を建てて梁を組んでいく。
〈屋根〉
この工程は特徴のひとつ。
“屋根断熱”
緑色に見えるのがボード状の断熱材。
発泡ポリスチレンの40㎜厚を採用。
従来より断熱性と気密性が圧倒的に向上し
効率的な温熱環境を保てる。
〈構造〉
土台:ヒノキ
柱:スギ
梁:ベイマツ
すべて無垢材
床は土間仕上。
壁は杉の羽目板貼り。